TAKEHIKO SANADA SANADA SUTUDIO inc.

境・環 / Sakai ・ Wa  2003

人は気候風土の元でそれぞれの環境に沿いながら生きてきた。言うなれば人の生命は、環境とも言え、環境は生命とも言える。
古来この地域で産出されてきた苧麻という植物を使い、身体の象徴である衣服を編み、木枠に繋ぎ合わせ、人も空気も光も出入りできる空間を作り出した。この地域の気候風土と人の関りを表し、環境と人の生命の関係を提示する作品として制作した。

素材:苧麻
十日町市博物館遺跡ひろば(新潟)/ 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003